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【Excel】クラウドで管理する方法|Google Drive・OneDriveの違いと使い方

Excelファイルはこれまでパソコンに保存するのが一般的でしたが、近年ではクラウド上で管理する企業や個人が増えています。

「どこに保存しても同じでは?」と思われがちですが、保存場所が変わるだけで、共同編集のしやすさやバックアップ、外出先からのアクセス性まで大きく変わります。

一方で、Google DriveやOneDriveという名前は聞いたことがあっても、「どちらを選べばよいのか」「Excelとの相性はどうなのか」が分からず、従来どおりパソコン内だけで管理している方も少なくありません。

この記事では、Excelをクラウドで管理するメリットや、Google Drive・OneDriveの違い、どのような場面で活用すると便利なのかを分かりやすく解説します。

✅ Excelをクラウドで管理するとは

Excelファイルをクラウドで管理すると聞くと、「難しそう」「会社向けの機能では?」と思う方もいるかもしれません。しかし実際には、保存場所がパソコンからインターネット上に変わるだけで、普段のExcel操作はほとんど変わりません。

一方で、クラウドの仕組みを理解せずに使い始めると、「どこに保存されたのか分からない」「同じファイルが複数できてしまった」といったトラブルも起こりがちです。

特に仕事では、保存場所を理解していないことで古いファイルを編集してしまうケースも少なくありません。

ここでは、まずクラウド管理とは何かを理解していきましょう。

・クラウド管理とは

クラウド管理とは、Excelファイルをパソコン本体ではなく、インターネット上の保存領域へ保存・管理する方法です。

従来は

  • デスクトップ
  • ドキュメントフォルダー
  • USBメモリ
  • 社内サーバー

などへ保存していました。

一方、クラウドでは

  • Google Drive
  • OneDrive

などへ保存します。

保存先がインターネット上になることで、同じアカウントでログインすれば、別のパソコンやスマートフォンからでも同じファイルを開けるようになります。

つまり、「ファイルを持ち歩く」のではなく、「どこからでもアクセスできる状態」に変わるのがクラウド管理です。

・パソコン保存との違い

従来の保存方法との違いを整理すると、次のようになります。

比較項目パソコン保存クラウド保存
保存場所パソコン本体インターネット上
別PCから開くファイルをコピーする必要があるログインするだけ
バックアップ自分で行う自動で保存されることが多い
共有メール添付が中心URL共有が可能
共同編集基本的に不可対応サービスでは可能

仕事で複数人が同じExcelファイルを扱う場合は、クラウド管理の方が効率的になるケースが増えています。

クラウドへ保存すると、パソコン本体ではなくインターネット上でファイルを管理できるようになります。クラウドの仕組みや種類から理解したい方は、【クラウドとは】初心者にもわかりやすく解説|仕組み・種類・メリット・実務活用までもあわせてご覧ください。


✅ Excelをクラウドで管理するメリット

クラウド保存は「保存場所が変わるだけ」と思われがちですが、実際には日々の業務効率を大きく改善できるメリットがあります。

特に複数人でExcelファイルを扱う会社では、ファイル管理の手間やミスを減らせるため、導入されるケースが年々増えています。

一方で、メリットを理解せずに利用すると、「ただ保存場所が変わっただけ」と感じてしまうこともあります。

ここでは実務で特に役立つメリットを紹介します。

・どこからでもファイルを開ける

クラウドへ保存したExcelは、

  • 会社
  • 自宅
  • 出張先

など、インターネット環境があれば同じファイルへアクセスできます。

例えば会社で作業途中だった資料を、自宅で続きを編集するといったことも簡単にできます。

USBメモリへコピーしたり、自分宛てにメールを送ったりする必要はありません。

・バックアップとしても役立つ

パソコンが故障すると、ローカル保存していたファイルは取り出せなくなる可能性があります。

しかしクラウドへ保存していれば、別のパソコンからログインするだけでファイルを利用できます。

災害や故障への備えとしても、大きなメリットがあります。

・共有が簡単になる

メールでExcelファイルを送ると、

  • 修正版
  • 最終版
  • 最終版②
  • 最新版

など、同じファイルが増えてしまうことがあります。

クラウドでは共有リンクを送るだけなので、常に同じファイルを全員が利用できます。

そのため、古いファイルを編集してしまうミスも減らせます。

・共同編集ができる

クラウドサービスでは、複数人が同じExcelファイルを編集できる機能もあります。

例えば

  • 営業担当が入力
  • 上司が確認
  • 経理担当が集計

という作業を一つのファイルで進めることも可能です。

メールでファイルを送り合う必要がなくなるため、作業時間の短縮にもつながります。

クラウド保存は、パソコン故障時のデータ消失を防ぐ方法としても役立ちます。ただし、クラウドへ保存するだけですべての上書きや誤削除を防げるわけではありません。Excelファイルを安全に管理する考え方は、【Excel】バックアップとは|誤削除・上書き・故障からデータを守るための基本と実務での活用法で詳しく解説しています。


✅ Google DriveとOneDriveの違い

Google DriveとOneDriveはどちらもクラウドストレージですが、得意とする環境が異なります。

名前だけで選んでしまうと、「思っていた使い方ができない」と感じることもあります。

Excelを中心に利用するのであれば、それぞれの特徴を理解して選ぶことが重要です。

ここでは基本的な違いを確認しましょう。

・Google Driveの特徴

Google DriveはGoogleアカウントがあれば利用できるクラウドストレージです。

特徴としては、

  • 無料でも利用しやすい
  • Googleスプレッドシートとの連携が強い
  • ブラウザだけでも利用できる
  • Gmailとの相性が良い

などがあります。

Excelファイルも保存できますが、Googleスプレッドシートへ変換して共同編集するケースも多く見られます。

・OneDriveの特徴

OneDriveはMicrosoftが提供するクラウドストレージです。

Excelとの相性が非常によく、

  • Microsoft 365との連携
  • Excel Online
  • Windowsとの標準連携

などが大きな特徴です。

Excelをメインで利用する方にとっては、違和感なく利用できる環境といえるでしょう。

Google DriveとOneDriveだけでなく、Microsoft 365やGoogleサービス、WPS Officeを含めて作業環境を比較したい場合は、【Microsoft 365・Google・WPS】どれがおすすめ?用途別に徹底比較も参考になります。利用目的から自分に合うサービスを整理できます。


✅Google DriveとOneDriveはどちらがおすすめ?

Google DriveとOneDriveはどちらもExcelファイルをクラウドで管理できますが、利用環境によって向いているサービスが異なります。

「無料だからGoogle Driveが良い」「Microsoft製だからOneDriveが優れている」という単純な違いではありません。

普段利用しているサービスや、共同編集の有無によって使いやすさは変わります。

ここでは、それぞれが向いているケースを紹介します。

・Google Driveがおすすめな人

Google Driveは、Googleサービスを日常的に利用している方に向いています。

例えば、

  • Gmailを利用している
  • Googleスプレッドシートも使う
  • ブラウザだけで作業したい
  • 無料で始めたい

といった場合は、Google Driveが使いやすいでしょう。

また、Google Workspaceを導入している企業では、社内全体でGoogle Driveを利用しているケースも多くあります。

Google Driveを利用する場合、Excelファイルをそのまま保存する方法と、Googleスプレッドシートへ変換して使う方法があります。両者の違いや向いている作業を確認したい方は、【ExcelとGoogleスプレッドシートの違い】どっちを使うべき?特徴・メリット・デメリットを徹底比較をご覧ください。

・OneDriveがおすすめな人

OneDriveは、Excelを中心に仕事をしている方に特におすすめです。

例えば、

  • Microsoft 365を契約している
  • OutlookやTeamsを利用している
  • Windowsパソコンを使っている
  • Excelのレイアウトや機能をそのまま使いたい

という場合は、OneDriveとの相性が非常に良くなります。

Excelファイルを開いたり保存したりする際も自然に連携できるため、普段の作業スタイルを変えずにクラウド管理へ移行できます。

OneDriveをExcelと本格的に連携させたい場合は、Microsoft 365の利用が選択肢になります。買い切り版Officeとの違いや、どちらが自分に合うか迷っている方は、【Microsoft 365と買い切り版の違い】どちらを選ぶべき?失敗しない選び方を徹底解説も参考にしてください。


 

✅ Excelをクラウドへ保存する方法

クラウド管理というと難しく感じるかもしれませんが、基本的な操作はそれほど複雑ではありません。

一度保存方法を覚えてしまえば、その後は普段どおりExcelで作業しながら、自動的にクラウドへ保存できる環境を作ることも可能です。

保存場所を正しく理解しておけば、「どこに保存されたのか分からない」と迷うことも少なくなります。

ここでは一般的な流れを紹介します。

・OneDriveへ保存する手順

Microsoft 365を利用している場合は、OneDriveへ簡単に保存できます。

  1. Excelファイルを開く
  2. 「ファイル」をクリックする
  3. 「名前を付けて保存」を選択する
  4. OneDriveを保存先として選ぶ
  5. ファイル名を入力して保存する

保存後は自動保存が利用できる環境もあり、変更内容が随時クラウドへ反映されます。

・Google Driveへ保存する手順

Google Driveへ保存する場合は、ブラウザからアップロードする方法が一般的です。

  1. Google Driveへアクセスする
  2. 「新規」ボタンをクリックする
  3. 「ファイルのアップロード」を選択する
  4. Excelファイルを指定する
  5. アップロード完了後に保存される

アップロードしたExcelファイルは、そのままExcel形式で保存することも、Googleスプレッドシートへ変換して利用することも可能です。


✅ Excelをクラウド管理するときの注意点

クラウド管理には多くのメリットがありますが、運用方法を誤るとトラブルにつながることもあります。

特に仕事では、誰でも自由に編集できる状態にしてしまうと、誤ってデータを書き換えられる可能性があります。

また、クラウドだから絶対に安全というわけではありません。

安心して利用するためにも、基本的な注意点を押さえておきましょう。

・共有権限を確認する

クラウドでは共有リンクを送るだけでファイルを開けるため、権限設定が非常に重要です。

例えば、

  • 閲覧のみ
  • コメントのみ
  • 編集可能

などの権限を適切に設定しましょう。

編集権限を不用意に付与すると、意図しない変更が行われる可能性があります。

・インターネット環境が必要になる

クラウド上のファイルを利用するには、基本的にインターネット接続が必要です。

オフラインでも利用できる機能が用意されている場合もありますが、設定を行っていないと最新データへアクセスできないことがあります。

外出先で利用する予定がある場合は、事前に利用環境を確認しておくと安心です。

・ファイル管理ルールを決める

クラウドを導入しても、フォルダー構成やファイル名のルールが決まっていないと管理が煩雑になります。

例えば、

  • 年度ごとにフォルダーを分ける
  • 部署ごとに保存場所を決める
  • ファイル名に日付を含める

などのルールを決めておくことで、必要なファイルを探しやすくなります。

クラウドは便利な反面、運用ルールが曖昧だと情報が散らばりやすくなるため注意しましょう。


✅ Excel VBAとクラウド管理を組み合わせる活用方法

Excelの操作をさらに効率化したい場合は、Excel VBAと組み合わせる方法もあります。

例えば、

  • OneDrive内のExcelファイルをまとめて処理する
  • クラウド上の複数ファイルを自動で集計する
  • 保存済みファイルへデータを自動転記する
  • 毎日の帳票作成を自動化する

といった業務の自動化も可能です。

手作業で複数のExcelファイルを開いて編集している場合は、クラウド管理とVBAを組み合わせることで作業時間を大幅に短縮できるケースがあります。

日常業務の効率化を目指す方は、クラウド管理だけでなくExcel VBAも活用すると、さらに生産性を高められるでしょう。

Excelファイルをクラウドへ保存するだけでなく、データ連携や定型作業まで自動化すると、より大きな業務効率化につながります。Excelとクラウド自動化の全体像を知りたい方は、Excel×クラウド自動化の全体像を徹底解説|これからの業務効率化を理解する基礎知識もあわせてご覧ください。


 

✅ まとめ:Excelをクラウドで管理して業務効率を高めよう

Excelファイルをクラウドで管理することで、場所を選ばず作業できるだけでなく、共有やバックアップ、共同編集もスムーズになります。

今回紹介したポイントを振り返ると、次のとおりです。

  • Excelをクラウドで管理すると複数の端末からアクセスできる
  • Google DriveとOneDriveにはそれぞれ特徴がある
  • Excel中心ならOneDrive、Googleサービス中心ならGoogle Driveが使いやすい
  • クラウド保存は数ステップで簡単に始められる
  • 共有権限やフォルダー管理などの運用ルールも重要
  • Excel VBAと組み合わせることで、さらに業務の自動化を進められる

クラウド管理を取り入れることで、Excelファイルの管理方法は大きく変わります。自分や職場の利用環境に合ったサービスを選び、より安全で効率的なファイル管理を実現していきましょう。

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