Excelで日付を扱った表を作成していると、「日付と一緒に曜日も表示させたい」「曜日を“月”や“月曜日”、または“Mon”や“Monday”のように好みの形式で表記したい」と感じることはありませんか?たとえば日報や勤怠表、スケジュール管理表など、日付が並ぶ表において曜日が見えるだけで視認性が格段に向上します。特に「この日は何曜日だったのか」を一目で確認できるようにしておくと、ミスの防止にもつながります。
また、曜日は「月」や「月曜日」といった日本語表記だけでなく、「Mon」や「Monday」といった英語表記にしたいケースもあるでしょう。さらに、表示される日付の見た目だけを変えて曜日を表示したい場合、つまりセルの中の値そのものはそのままに、表示上だけ曜日を追加したいというニーズもあります。
この記事では、Excelで日付セルに曜日を表示するための「表示形式」の設定方法を中心に、目的や用途に応じたさまざまな曜日表示の方法をパターン別に解説していきます。
目次
セルの書式設定を使って曜日を表示する
Excelでは、セルに入力されている日付をそのまま使いながら、表示上だけに曜日を加えることが可能です。そのためには「セルの書式設定」の機能を使います。これはセルの中の値は変えずに、見た目のスタイルだけを変える方法です。
たとえば「2025/04/01」という日付に対して、「火曜日」や「Tue」などの曜日を自動で表示させることができます。操作方法は非常に簡単で、対象となるセルを選択し、右クリック →「セルの書式設定」→「表示形式」タブから「ユーザー定義」を選び、下記のような書式コードを入力します。
| 書式コード | 表示例 | 内容 |
|---|---|---|
aaaa | 火曜日 | 日本語の曜日フル表示 |
aaa | 火 | 日本語の略称表示 |
dddd | Tuesday | 英語のフル表示 |
ddd | Tue | 英語の略称表示 |
このように書式を指定することで、Excelが日付に対応する曜日を自動で判別し、該当する曜日を表示してくれます。
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日付+曜日をまとめて表示する
単純に曜日だけでなく、「年月日+曜日」という形で表記したい場合は、以下のような書式を設定すればOKです。
"yyyy/m/d (aaa)"→ 2025/4/1 (火)"yyyy年m月d日 aaaa"→ 2025年4月1日 火曜日"[$-409]yyyy/m/d (ddd)"→ 2025/4/1 (Tue) ※英語表記
「[$-409]」というコードは、Excelのロケール(言語環境)に依存せず強制的に英語で表示したいときに使う記述です。たとえば日本語設定のExcelでも英語の曜日を出力できます。
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TEXT関数を使って曜日を表示する
セルに数式を使って、別セルに曜日を表示したい場合は TEXT 関数が便利です。これは日付を特定のフォーマットで文字列として変換する関数で、次のように使います。
=TEXT(A1, "aaa")
この式は、A1セルに入力されている日付を「月」「火」「水」などの日本語略称に変換します。書式を変えれば以下のような表示にも対応できます。
| 書式コード | 表示結果例 |
|---|---|
"aaa" | 火 |
"aaaa" | 火曜日 |
"ddd" | Tue |
"dddd" | Tuesday |
このように TEXT 関数を使えば、曜日だけを別セルに表示したり、スケジュール表で曜日列を作るといった使い方ができます。関数なのでコピーすれば一括で適用でき、非常に効率的です。
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CHOOSE関数とWEEKDAY関数を組み合わせる方法
曜日を数値で判定し、任意のテキストを表示したい場合には、WEEKDAY 関数と CHOOSE 関数を組み合わせる方法もあります。たとえば以下のように記述します。
=CHOOSE(WEEKDAY(A1), "日", "月", "火", "水", "木", "金", "土")
WEEKDAY(A1) はA1セルの日付が何曜日かを1〜7の数字で返します(デフォルトでは日曜=1)。その数字に応じて、CHOOSE関数が該当する曜日名を返してくれます。これを応用すれば「曜日によって処理を分ける」条件式などにも使えます。
・よくある表示崩れと対処法
表示形式を使った場合、「曜日が数字になってしまう」「意図しないフォーマットになる」といったトラブルが発生することがあります。以下のような場合は、設定を見直してみてください。
セルの値が文字列扱いになっている → 日付として認識されていない可能性あり。表示形式を「日付」に戻しましょう。
曜日が英語ではなく日本語で表示される →
"[$-409]"を書式に加えて英語に強制変換曜日が見えない →
"aaa"や"aaaa"などの正しい書式指定を使っているかを確認
・まとめ:目的に応じて曜日の表示方法を使い分けよう
Excelでは、曜日を表示する方法が「書式設定」と「関数」の2通りあります。表示だけ変えたいときは書式設定、別セルに曜日を出したいときは TEXT 関数を使うのが基本です。
| 目的 | おすすめの方法 |
|---|---|
| セルの見た目だけ変えたい | セルの書式設定(表示形式) |
| 曜日を別セルに出したい | TEXT関数 |
| 条件によって処理を分けたい | WEEKDAY + IF / CHOOSE関数 |
スケジュール管理や日報、勤怠記録、さらにはカレンダー作成まで、曜日の表示を工夫するだけでExcelの見やすさと実用性がぐっと向上します。ぜひこの機会に使い分けを覚えて、あなたの表作成に活用してみてください。