UiPath 学習・資格・入門

【RPA入門】UiPathでできること一覧|Excel・メール・ブラウザ操作を徹底解説

RPA(Robotic Process Automation)は、ホワイトカラー業務を自動化するための強力な仕組みとして、多くの企業で導入が進んでいます。その中でも、世界的にシェアを誇るツールが「UiPath」です。

UiPathは「ノンプログラミングで操作可能」「豊富なアクティビティが揃っている」「Excel・メール・ブラウザなどビジネスに必須のツールと相性が良い」といった特徴を持ち、初心者から実務担当者まで幅広く利用されています。

本記事では、UiPathでできることを網羅的に解説し、特に利用頻度の高い「Excel操作」「メール処理」「ブラウザ操作」を中心に、実務での活用例や導入メリットを詳しく紹介します。RPA入門として「UiPathでどんなことができるのか」を理解したい方はぜひ参考にしてください。

✅ UiPathでできること一覧

・Excel操作の自動化

データ入力、集計、レポート作成などExcelを使った作業は多くの現場で発生します。UiPathではExcelアプリケーションと直接連携できるため、人が操作するのと同じようにシートを開き、書き込みや計算を自動実行できます。

参考:【UiPath】Excel業務を完全自動化する方法|初心者から実務活用まで解説

・メール送受信の自動化

OutlookやGmailと連携し、受信メールの仕分け、添付ファイルの保存、自動返信メール送信などが可能。情報共有や顧客対応を効率化できます。

参考:【UiPath】メール送信を自動化する方法と活用例|Outlook・Gmail対応の実務活用術

・ブラウザ操作の自動化

ChromeやEdgeを操作し、Webサイトにログインしてデータを取得、フォーム入力、スクレイピングまで幅広く対応可能。ECサイトの価格調査や求人情報収集など実務で大活躍します。

参考:【UiPath】Webスクレイピングする方法|Excel自動出力まで解説

・ファイル・フォルダ操作

ファイルのコピー、移動、名前変更、削除などを自動化。日次処理や帳票管理に役立ちます。

・システム連携

ERPや基幹システムにログインし、データ入力や帳票出力を自動化。システム間の橋渡しも可能です。

・PDF処理

請求書や注文書のPDFからテキストや表を抽出し、Excelへ転記。OCRと組み合わせればスキャン文書からも情報を抽出できます。


✅ Excel操作でできること

・データの入力・抽出

Excelのセルにデータを書き込み、特定セルや範囲を読み取ることができます。

・集計や加工

関数や数式を自動で入力し、計算や集計を繰り返し処理。毎月の売上集計などに最適です。

・レポート作成

集計結果を整形してレポートを自動生成。PDF化してメール送信まで自動で完了できます。

・実務活用例


✅ メール操作でできること

・メール送信

宛先・件名・本文・添付を設定し、自動送信可能。定型メールや報告書配信に活用できます。

・メール受信

指定フォルダから受信メールを読み取り、本文や件名を条件分岐で仕分け。

・添付ファイルの保存

受信メールに付属するファイルを指定フォルダに保存し、次の処理へ自動連携。

・実務活用例

  • 毎朝のレポートメールを自動送信
  • 顧客から届いた請求書メールを仕分け&添付保存
  • エラー通知メールを検知して担当者に転送

✅ ブラウザ操作でできること

・Webサイトへのログイン

ID・パスワードを入力し、自動ログインを実現。

・データ収集(Webスクレイピング)

表形式のデータをまとめて取得し、Excelに保存。価格調査や競合分析に便利です。

・フォーム入力・送信

問い合わせフォームや申請システムに自動で情報を入力。

・実務活用例

  • 求人サイトから最新情報を自動取得
  • ECサイトの商品価格を収集してExcelに出力
  • 社内ポータルで申請処理を自動化



✅ UiPath導入のメリット

・作業時間の削減

繰り返し作業をロボットが代行するため、人間は判断業務や付加価値の高い作業に集中できます。

・ヒューマンエラーの防止

入力漏れや転記ミスがなくなり、品質向上につながります。

・夜間・休日の自動稼働

人が不在でもロボットが処理を続けるため、業務効率が飛躍的に向上します。

・スモールスタートが可能

小さな業務から導入し、効果を確認しながら徐々に拡張できるためリスクが低いのも特徴です。


✅ 初心者がつまずきやすいポイントと解決方法

・セレクターの不安定さ

Web画面の変更で動作しなくなる場合があります。ワイルドカードやアンカーを利用すると安定します。

・Excelファイルの競合

同時に複数ロボットが同じExcelを開くとエラーになることがあります。ファイルロック回避やコピー利用が有効です。

・メールアカウント設定

OutlookやGmailの接続設定で認証エラーが出やすいため、事前にアプリパスワードやセキュリティ設定を確認する必要があります。


✅ 応用編:UiPathと他システムの連携

・データベース連携

SQLサーバーやAccessにデータを直接書き込み、帳票管理を効率化。

・クラウドサービス連携

SharePointやGoogle Driveと組み合わせ、ファイル共有を自動化。

・AIとの融合

OCRやChatGPTと連携して文書理解や自然なレポート作成を実現。


■ まとめ:【RPA入門】UiPathでできることを理解して業務効率化を始めよう

  • UiPathはExcel、メール、ブラウザ操作を中心に、幅広い業務を自動化可能
  • 実務での代表例は「日次集計」「メール仕分け」「Webスクレイピング」
  • 導入メリットは「時間削減」「ミス防止」「夜間稼働」「スモールスタート」
  • 注意点は「セレクターの安定化」「ファイル競合」「メール認証設定」
  • 応用すればデータベースやクラウド、AIとも連携できる

UiPathは単なる作業効率化ツールにとどまらず、業務プロセス全体を進化させる力を持っています。まずは身近なExcelやメールの自動化から取り入れ、徐々にブラウザや他システム連携へと拡張していくことで、大きな効果を実感できるでしょう。

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