【VBA】イミディエイトウィンドウが表示されない原因と解決方法

Excel VBA の イミディエイトウィンドウ（Immediate Window） は、デバッグ時に変数の値を確認したり、コードを手動で実行したりするのに便利です。
しかし、イミディエイトウィンドウが表示されない ことがあります。

本記事では、イミディエイトウィンドウが表示されない原因と、その解決方法 について解説します。

イミディエイトウィンドウが表示されない主な原因

✅ イミディエイトウィンドウが非表示になっている
✅ VBA エディタ（VBE）が正しく開かれていない
✅ ウィンドウレイアウトがリセットされてしまった
✅ デバッグ実行をしていないため Debug.Print の出力が見えない
✅ VBA の設定が正しくない（VBE の構成変更）

📌 それぞれの原因をチェックし、適切な解決策を試してみましょう！

【VBA】イミディエイトウィンドウの内容をテキストファイルに出力する方法

イミディエイトウィンドウを表示する方法（基本）

ショートカットキーで開く

イミディエイトウィンドウを開く最も簡単な方法は、以下の ショートカットキー を使用することです。

Ctrl + G

✅ このキーを押すと、イミディエイトウィンドウがすぐに開く！

メニューから開く

1. Excel で「Alt + F11」キーを押して VBA エディタ（VBE）を開く
2. 「表示」メニューをクリック
3. 「イミディエイトウィンドウ（Immediate Window）」を選択

✅ これでウィンドウが表示されるはず！

📌 もし Ctrl + G でも表示されない場合、次の対策を試してください。

イミディエイトウィンドウが表示されない場合の対策

・VBE のウィンドウレイアウトをリセットする

ウィンドウレイアウトが崩れて、イミディエイトウィンドウが見えなくなっている可能性 があります。

【対策】ウィンドウレイアウトをリセット

1. VBA エディタ（VBE）を開く（Alt + F11）
2. 「表示」メニュー → 「ウィンドウ レイアウトのリセット」
3. 確認メッセージで「OK」をクリック
4. 再度 Ctrl + G でイミディエイトウィンドウを表示

✅ これでウィンドウの位置が初期化され、イミディエイトウィンドウが正しく表示される！

・イミディエイトウィンドウが最小化されていないか確認

イミディエイトウィンドウが 最小化されていて、気づかないだけ の場合があります。

【対策】ウィンドウを探す

1. VBA エディタ（VBE）のすべてのウィンドウを確認
2. 「イミディエイトウィンドウ」が見つかったら、ドラッグして拡大
3. VBE のレイアウトを調整して使いやすい位置に配置

✅ ウィンドウが小さくなっている場合は、拡大して再配置！

・Debug.Print を実行してみる

イミディエイトウィンドウに Debug.Print の出力がない場合、デバッグ実行をしていない可能性 があります。

【対策】Debug.Print を試す

1. このコードを実行する
2. Ctrl + G でイミディエイトウィンドウを開く
3. 「イミディエイトウィンドウに表示される？」と出力されるか確認

✅ 出力が表示されない場合は、ウィンドウが閉じている可能性があるので、再表示を試す！

・VBE のウィンドウ構成を変更する

VBE のウィンドウ構成が変更され、イミディエイトウィンドウが他のウィンドウの裏に隠れている 可能性があります。

【対策】すべてのウィンドウを表示

1. VBA エディタを開く (Alt + F11)
2. 「表示」メニュー → 「すべてのウィンドウを表示」
3. Ctrl + G を押してイミディエイトウィンドウを開く

✅ ウィンドウが隠れていた場合でも、再表示される！

・VBA の設定をリセットする

もし、すべての方法を試しても表示されない場合は、VBE の設定ファイルが壊れている可能性 があります。

【対策】VBA の設定をリセット

1. VBA エディタを閉じる
2. Excel も閉じる
3. Excel を再起動し、VBA エディタを開く
4. 「表示」→「イミディエイトウィンドウ」を再度選択

✅ VBA の設定をリセットすることで、表示が正常に戻ることがある！

まとめ

✅ イミディエイトウィンドウは Ctrl + G で簡単に開ける！
✅ 表示されない場合は ウィンドウレイアウトのリセット を試す！
✅ デバッグ実行 (Debug.Print) を使って、出力がされているか確認！
✅ VBA の設定が壊れている場合は、Excel の再起動で復旧できる可能性あり！