【Excel】曜日の連続入力をする方法【オートフィル・関数・カスタムリストまで徹底解説】

Excelで予定表や日報、シフト表などを作成していると、曜日を自動で連続して入力したいという場面はよくあります。たとえば「月」「火」「水」…と順番に並べたり、日付と連動して「2025/04/01（水）」「2025/04/02（木）」のような表を作成したいといったニーズは、日常業務の中で多く発生します。

しかし、曜日は数字のように簡単に連続入力できるわけではありません。正しく設定しなければ、コピー＆ペーストを繰り返す羽目になったり、手間やミスが発生することもあります。

この記事では、Excelで曜日を連続して入力するためのさまざまな方法を、基本操作から応用テクニックまで分かりやすく解説していきます。曜日の連続入力をマスターして、日々の表作成をもっと効率化しましょう！

オートフィル機能で曜日を自動入力する

Excelで最も手軽に曜日を連続入力する方法が、「オートフィル」機能です。

【Excel】曜日を自動入力する方法【日付と連動・関数・表示形式でスマートに】

✅操作手順

1. 任意のセルに「月」や「月曜日」などを入力

2. セルの右下（フィルハンドル）にカーソルを合わせる

3. 十字マークが出たらドラッグして下方向または右方向にコピー

すると、「月」「火」「水」…というように、自動的に曜日が順番に入力されていきます。

📌 ポイント

• 「月」→「火」→「水」→…と、7日で一巡するように自動で繰り返される

• 「月曜日」でも同様に繰り返し入力可能

• 英語で「Mon」と入力した場合も「Tue」「Wed」…と続く（環境により異なる）

カスタムリストを使ってオリジナル順で曜日を連続入力

Excelにはあらかじめ「月〜日」「月曜日〜日曜日」といった曜日のカスタムリストが登録されています。これはオートフィルが使える理由でもありますが、必要に応じてオリジナルの曜日リストを作ることもできます。

【Excel】曜日の表示形式を設定する方法【表示パターン・日本語／英語・省略形まで解説】

✅カスタムリストの作成方法

1. 「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」

2. 下の方にある「全般」→「ユーザー設定リストの編集」をクリック

3. 「新しいリスト」に「早番,遅番,休み」など任意の項目を入力

4. 追加ボタンを押して登録

登録が完了すると、同様にオートフィルで連続入力できるようになります。

関数で曜日を連続生成する（TEXT＋DATE関数）

「日付に応じて曜日を自動表示したい」場合は、関数を使って連続して曜日を表示させることもできます。

【Excel】範囲を指定してPDF化する方法【必要な部分だけをPDFに！】

✅A列に日付、B列に曜日を表示

数式：

=TEXT(A2, "aaa")

この方法を使えば、日付と連動して正しい曜日が表示されるので、間違いがなく非常に便利です。

✅開始日から1日ずつ日付＋曜日を連続生成

このように、関数を使えば数式をコピーするだけで曜日が連続的に表示される表を作成できます。

曜日のみを手動で入力し、オートフィルで繰り返す

もし関数を使うのが難しい場面でも、「月」～「日」までの7日分を手動で入力したうえで、それをオートフィルでコピーするだけでも連続入力は可能です。

1. セルA1～A7に「月」「火」「水」「木」「金」「土」「日」と入力

2. その範囲を選択して、ドラッグコピーする

Excelはこの並びを認識し、繰り返しパターンとして入力を補完してくれます。

・よくある注意点と対処法

・実務での活用例

曜日の連続入力は、以下のような実務で非常に効果的です。

• 日報テンプレートで「月～日」をループして曜日を自動生成

• シフト表で勤務パターンを曜日ベースで組み立てる

• カレンダー作成で、日付と連動して曜日を一括作成

• 週単位のタスク表で繰り返し入力の手間を削減

• 請求書や出荷予定表で曜日を明記し、取引先との確認をスムーズに

・まとめ：曜日の連続入力方法を使い分けよう