Excel VBAにおいて、標準モジュールは様々なプロシージャ(サブプロシージャや関数)を格納するための場所です。これにより、一元化されたコードの管理や他のモジュールやワークシートからのアクセスが可能となります。
標準モジュールの作成する方法について
- VBAエディタを開きます(Alt + F11)。
- 「挿入」メニューから「標準モジュール」を選択します。これで新しい標準モジュールがプロジェクトに追加されます。
標準モジュールにプロシージャを追加する方法とは
以下のコードは標準モジュールに追加するサンプルのサブプロシージャです。
Sub SampleProcedure()
MsgBox "これは標準モジュールから呼び出されるプロシージャです。"
End Sub
標準モジュールのプロシージャの呼び出し方とは
【他のモジュールやシートから呼び出す】
Call SampleProcedure
ワークシートやユーザーフォームのコントロールから直接呼び出す
イベントプロシージャ(例:ボタンの「クリック」イベント)内で直接プロシージャを呼び出すことができます。
関数の呼び出し
標準モジュールは、戻り値を持つ関数も定義できます。関数を定義したら、ワークシートのセルや他のVBAコードから呼び出すことができます。
以下の記事で詳しく紹介しています。
Function SumTwoNumbers(Number1 As Double, Number2 As Double) As Double
SumTwoNumbers = Number1 + Number2
End Function