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【VBA】Excelのセルに値を入力する方法

Excel VBAを使用してセルに値を入力する方法は、プログラムを通じてExcelデータを操作する基本的なスキルの一つです。セルに直接値を設定する方法、複数のセルに値を入力する方法、および値を条件付きで入力する方法を説明します。

セルに値を入力する方法

1: ワークシートの指定

作業を行うワークシートを指定します。

Sub InsertValueIntoCell()

Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")

ws変数を使用して「Sheet1」という名前のシートを選択しています。

2: セルに値を入力

単一のセルまたは複数のセルに値を設定します。
【単一のセルに値を入力】

ws.Cells(1, 1).Value = "Hello World"

A1セル(1行1列目)に「Hello World」というテキストを入力します。

【複数のセルに値を入力】

ws.Range("A2:B2").Value = "Hello Excel"

A2からB2までのセルに「Hello Excel」というテキストを入力します。範囲指定を使用することで、複数のセルに同時に値を設定できます。

3: 条件付きで値を入力

条件に基づいてセルに値を入力する場合、Ifステートメントを使用します。

Dim score As Integer
score = 85

If score >= 60 Then

ws.Cells(3, 1).Value = "Passed"

Else

ws.Cells(3, 1).Value = "Failed"

End If

score変数の値が60以上の場合、A3セルに「Passed」と入力し、そうでない場合には「Failed」と入力します。

【VBA】別シートのセルの値を取得:ループ処理

まとめ

Excel VBAでセルに値を入力する方法は、自動化スクリプトの作成において非常に重要です。この技術をマスターすることで、手動でのデータ入力から解放され、効率的に作業を進めることができます。値をプログラム的に入力することで、エラーの可能性を減らし、データの整合性を保つことができます。

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