コードが複雑に感じることはありませんか?Excel VBAでパラメーターと引数を使って、コードをシンプルにして生産性を高める秘訣を解説します。シンプルなコードは管理が楽になります。
ExcelVBAのパラメーターと引数の使用例
Function 関数が2つの数値を受け取って合計値を出して、メッセージボックスに表示するコードです。
Sub Argment()
' ここでの5と3は引数です。AddNumbers関数に渡しています。
Dim result As Integer
result = AddNumbers(5, 3) ' resultは8になります。
End Sub
' これは関数の宣言部分で、xとyはパラメーターです。
Function AddNumbers(x As Integer, y As Integer) As Integer
AddNumbers = x + y
MsgBox AddNumbers
End Function
パラメータとは
パラメータは、関数やプロシージャの定義に使用される変数です。Function関数で使用された最初のxとyのことを指します。
Function AddNumbers(x As Integer, y As Integer) As Integer
AddNumbers = x + y
MsgBox AddNumbers
End Function
引数とは
引数は、関数やプロシージャを呼び出す際に渡される値です。 実際の値や変数が引数として機能します。Subルーチンで使用された数値の5と3を指します。
Sub Argment()
Dim result As Integer
result = AddNumbers(5, 3)
End Sub
パラメータと引数の違いについて
- パラメーター:プロシージャの「ヘッダ」部分に記述され、プロシージャが呼び出される際にどのような種類のデータ型かを示しています。
- 引数:プロシージャが実際に呼び出される際に渡される特定の値です。引数はプロシージャを呼び出す際にコード内で指定されます。
つまり、パラメーターは「受け取るデータの形式」を定義し、引数はその形式に合った「実際のデータ」です。