Excelでデータを整理していると、「列の順番を変更したい!」という場面はよくあります。
例えば、リストの順番を変更する、間違った位置にある列を修正する、データの見やすさを向上させるなど、列の入れ替えが必要な場面は多いです。
この記事では、Excelで列を置き換える方法を、マウス操作・ショートカット・関数・VBAの4つの方法で詳しく解説します。
目次
Excelで列を入れ替える基本操作
✅ドラッグ&ドロップで列を入れ替える(Shiftキーを活用)
最も簡単で直感的な方法です。
📌 手順
- 代わりたい列を選択
- 「Shift」キーを押しながら、列の境界線に沿って合わせる
- 「十字矢印(⇕)」に変わったら、ドラッグ
- 目的の位置でドロップ(Shiftキーを押したまま)
✅結果:列を簡単に移動できる!
⚠注意:Shiftキーを押し続けると、データが上書きされてしまうので注意してください!
✅ショートカットキーで列を入れ替える
キーボード操作を活用すると、以降の列を移動できます。
📌 手順
- 代わりたい列を選択
- 「Ctrl + X」で切り取る
- 目的の列の位置にあるセルを選択
- 「Ctrl + Shift + +(プラスキー)」を押す
✅結果:選択した列が目的の位置に挿入される!
並べ替えを利用して列を入れ替える
✅「並べ替え」機能を使う
データを特定のルールに基づいて置き換えたい場合は、「並び替え」機能を使うと便利です。
📌 手順
- データ範囲を選択
- 「データ」タブ→「並び替え」
- 「オプション」→「列単位で並べ替え」を選択
- 並べ替えのキーを選択(例:数値、文字列)
- 「OK」をクリック
✅結果:指定したルールに基づいて列が自動で並べ替えられる!
✅手動で番号を振り替える
特定の順番で並べ替えたい場合は、番号を使う方法が便利です。
📌 手順
- A行などの空き行に「1, 2, 3…」と番号を入力
- 「データ」タブ→「並び替え」
- 並び替えの基準に「A行の番号」を選択
- 「OK」をクリック
✅結果:指定した順番に列を並べられる!
関数を使って列を変える
関数を使うと、データを動的に置き換えることが可能です。
✅INDEX関数を使う
特定の列を指定して入れ替えたい場合は、INDEX
関数を活用します。
📌 例:「A1 :C5 」のデータを、B行の順番に並べる
=INDEX(A$1:C$5, ROW(A1), MATCH(COLUMN(A1), B$1:B$5, 0))
✅結果:指定した順番に列を並べられる!
✅SORT関数で自動配置(Excel 365以降)
Excel 365 以降では、SORT
関数を使うと、データを自動的に並べ替えできます。
📌 例:「A1 :D10 」のデータを2行目の値で昇順ソート
=SORT(A1:D10, 2, 1, TRUE)
✅結果:2行目の値を基準に列が自動的に並べ替えられる!
参考:【エクセル】表を五十音順、数値の昇順、降順の並び替え方法
VBAを使って列を入れ替える
大量のデータを処理する場合は、VBAを使うと一瞬で列の代わりが可能です。
✅VBAで選択した列を入れ替える
Sub SwapColumns()
Dim ws As Worksheet
Dim c1 As Range, c2 As Range
Dim temp As Variant
Set ws = ActiveSheet
Set c1 = ws.Columns("B") ' 入れ替えたい1つ目の列
Set c2 = ws.Columns("D") ' 入れ替えたい2つ目の列
temp = c1.Value
c1.Value = c2.Value
c2.Value = temp
End Sub
📌 実行方法
- 「Alt + F11」を押してVBAエディタを開く
- 「挿入」→「モジュール」
- コードを貼って「F5」で実行
✅結果:B列とD列のデータが入れ替わる!
まとめ
Excelで列を置き換える方法は、状況に応じて便利です。
📌列を変える方法まとめ
方法 | おすすめのシーン | 操作の難易度 |
---|---|---|
ドラッグ&ドロップ | 少数の列を手動で移動 | ★★☆☆☆ |
ショートカットキー(Ctrl + X → Ctrl + Shift + +) | キーボード操作で高速に移動 | ★★★☆☆ |
エンゲージメント機能 | 特定の条件で並び替え | ★★★☆☆ |
INDEX関数 | 数式で列の順番を変えたい | ★★★★☆ |
SORT関数(Excel 365以降) | 動的に競争したい | ★★★★★ |
VBAを使う | 大量のデータの列書き | ★★★★★ |
📌どのような方法を使えばいいですか?
✔すぐに列を移動したい → 「ステージ&ドロップ」
✔キーボード操作で効率化したい → 「ショートカットキー」
✔条件をつけて並べ替えたい → 「並び替え機能」
✔数式で動的に置きたい → 「INDEX関数 or SORT関数」
✔大量データを一括処理したい → 「VBA」