Excelで「日付を自動で変わるようにしたい」と思ったことはありませんか?
✔ 今日の日付を常に表示したい
✔ ファイルを開いたときに日付が最新に変わってほしい
✔ データを入力したら、自動でその日の日時を記録したい
この記事では、Excelで日付が“自動で変わる”方法を、目的別にわかりやすく解説します!
目次
✅常に「今日の日付」を表示する(TODAY関数)
=TODAY()
この関数はファイルを開いたその日の“日付”を自動表示します。
時間情報は含まれず、日付のみ(例:2025/03/27)
翌日開けば、表示も自動的に翌日になります!
📌 使用例:レポートの日付、印刷日、更新日など
【Excel】日付の引き算ができない時の対処方法【#VALUE!や計算できない原因を解消】
✅常に「現在の日時」を表示する(NOW関数)
=NOW()
これは**日付+時刻(時分秒)**を表示する関数です。
例:
2025/03/27 14:35
ファイルを開くたび、または再計算時に現在時刻に更新
📌 使用例:リアルタイムのログ、打刻記録、更新履歴など
【Excel】日付の自動計算をする方法【納期・予定・日数計算に便利!】
✅入力したタイミングで日付を記録(手動で変わらない)
関数で表示された日付(TODAYやNOW)は毎回変わるので、
「入力時のままの日時を残したい」ときは次の方法が便利です。
🔹 オプション1:ショートカットで日付だけ固定入力
Ctrl + ;
(セミコロン) → 今日の日付を入力(固定)
🔹 オプション2:ショートカットで時刻まで入力
Ctrl + Shift + ;
→ 現在の「時刻」を固定入力
🔹 オプション3:VBAで「入力時に日付を自動入力」
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Not Intersect(Target, Range("B2:B100")) Is Nothing Then
Target.Offset(0, 1).Value = Date
End If
End Sub
📌 上記は、B列に入力があったらC列に自動で今日の日付を記録するマクロです。
✅日数を足して自動で未来の日付にする
たとえば、今日から7日後の予定日を自動で表示したい場合は:
=TODAY() + 7
📌 日数を加えることで未来の日付が自動で計算されます!
よくある用途別おすすめ方法
やりたいこと | 使用方法 | 数式または操作 |
---|---|---|
今日の日付を自動で表示 | =TODAY() | 日付のみ表示(更新される) |
今日の日時を表示 | =NOW() | 時刻まで表示される |
入力時点の日時を固定(更新されない) | Ctrl + ; / Ctrl + Shift + ; | 手入力で固定可能 |
指定日+○日後を表示 | =A1 + 7 (または =TODAY()+7 ) | 日数を足すだけ |
入力時に自動で日付を記録(マクロ) | VBAを使用 | 入力セル横に自動記録 |
まとめ:Excelで日付を自動で変える方法
方法 | 自動更新 | 固定される | おすすめ用途 |
---|---|---|---|
TODAY() | ◎ | × | レポートの日付、納期など |
NOW() | ◎ | × | 更新履歴、現在時刻の確認 |
Ctrl + ; | × | ◎ | 手動入力日時の記録 |
VBA | △ | ◎(初回のみ) | 入力履歴の自動記録 |
🎯 活用シーン
報告書・請求書に今日の日付を自動表示
商品の注文日から発送予定日を計算
入力したデータの登録日を自動で記録
タイムスタンプ付きのリスト作成