Excelの操作方法や開けないファイルがあるとき、まず確認したいのが「Excelのバージョン」です。
Microsoft 365なのか、Excel 2016なのか、ビット数は32bitなのか64bitなのかによって、使える機能もトラブルの原因も大きく変わってきます。
この記事では、最も簡単にExcelのバージョンを確認する手順を、WindowsとMacに分けてわかりやすく解説します。
画面が少し違う場合の対応ポイントや、サポート切れのリスクについても紹介します。
目次
✅ Excelのバージョン確認が必要な主なシーン
- ファイルが開けない・機能が使えないと言われた
- 関数やグラフが表示されない
- アドインを導入する必要がある
- マクロ(VBA)が動作しない
- IT部門からバージョンを確認してくださいと言われた
一度知ってしまえば数十秒でチェックできますので、ぜひ覚えておきましょう。
✅ Excelのバージョンとは?どう差が出るの?
Excelの「バージョン」とは、Excel 2013、2016、2019、2021、Microsoft 365 など製品世代を示すものです。
さらに実務では以下も重要になります
| 分類 | 例 | 変わるもの |
|---|---|---|
| 製品世代(バージョン) | Excel 2016/2019/365 | 利用できる機能の有無、画面構成 |
| ビット数 | 32bit / 64bit | アドイン・VBAの動作制限 |
| 更新チャネル | Microsoft 365 月次/半期更新 | 最新機能の反映タイミング |
Microsoft 365が 常に最新
永続版(2016・2019・2021)は 購入時点の機能が基本固定 です。
✅ WindowsでExcelのバージョンを確認する(Microsoft 365対応)
・Excelを起動
・左上の「ファイル」をクリック
・「アカウント」を選択
・右側の「Excel のバージョン情報」をクリック
表示内容例
「Microsoft® Excel® for Microsoft 365
バージョン 2409(ビルド 16.0.XXXX.XXXX) 64 ビット」
ここで「ビット数(32/64)」も同時に確認できます。
✅ Windowsでビット数だけを確認したいとき
・「ファイル」→「アカウント」→「Excel のバージョン情報」
表示される文章に
「32 ビット」または「64 ビット」と書かれています。
✅ Windowsの古いExcel(2013/2016/2019/2021)の場合
画面表示が少し異なりますが確認場所はほぼ同じです
・「ファイル」タブ
・「アカウント」(または「ヘルプ」)
・「バージョン情報」
表示例
「Microsoft Excel 2016
バージョン 2302(ビルド 16.0.XXXX.XXXX)」
もし「アカウント」が見つからない場合は
・「ファイル」→「ヘルプ」→「バージョン情報」
✅ MacでExcelのバージョンを確認する
Mac版は操作がとてもシンプルです
・Excelを起動
・画面上部のメニューから「Excel」をクリック
・「Excel について」を選択
表示例
「Microsoft Excel for Mac
バージョン 16.78(23090201)」
Mac版はすべて64bitなので、ビット数を気にする必要はありません。
✅ Excelの表示画面が違う場合の対処法
会社PCなどでは設定変更されていることがあり、上記手順通りに進めないこともあります。
その場合は
1️⃣ メニューバーから「ファイル」・「ヘルプ」を探す
2️⃣「アカウント」または「バージョン情報」という表示を探す
3️⃣「? アイコン」や「その他の情報」をクリックして探す
どうしても分からない場合は
管理者(情報システム部門)に確認しましょう。
✅ Excelのバージョンごとのサポート状況の目安
| バージョン | サポート状況 | 利用上の注意点 |
|---|---|---|
| Microsoft 365 | 常に最新 | 最も推奨・互換性が高い |
| Excel 2021 | サポート中 | 法人向けは更新が限定的 |
| Excel 2019 | サポート終了間近 | 新機能はほぼ反映されない |
| Excel 2016以下 | 終了 | 一部サイトからのダウンロード不可、危険性あり |
古いExcelは
✅ セキュリティリスク
✅ 最新機能が使えない
✅ ファイル互換性の問題
が増えます。
✅ 会社PCの場合の注意点(実務でよくあるパターン)
- 会社の更新ポリシーでバージョンが固定されている
- Microsoft 365でも最新機能が出ないことがある(半期更新)
- 管理者権限が必要で自分では更新不可
特にマクロやPower Queryを使う担当者は
Excelバージョンが成果物の品質を左右する ことがあります。
✅ よくあるトラブルと対処法
| 症状 | 原因例 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 関数が使えない | Excelが古い | Microsoft 365/2021を推奨 |
| アドインが動かない | 32bit版を使用中 | 64bit版に入れ替え(要管理者) |
| ファイルが開けない | 拡張機能非対応 | 互換モードで保存し直す |
| 画面が他と違う | 更新チャネル差 | 「アカウント」から更新確認 |
特にビジネス協働では相手側のバージョン確認も重要です。
✅ まとめ|バージョン確認はトラブル解決の第一歩
Excelのバージョン確認は以下でOK
Windows
「ファイル → アカウント → Excel のバージョン情報」
Mac
「Excel → Excel について」
ビット数も対応OSもここから一発でわかります。
特にMicrosoft 365なら常に最新状態にすることで
トラブルを防ぎ、最新機能を活用できます。
必要であれば、次の関連記事もセットで作成できます
- Excelのビット数(32bit/64bit)の違いとは?
- 更新チャネルを変更して最新機能を有効化する方法
- Excelが古くて関数が使えない場合の対処法
- バージョンによる使える機能比較表