マクロVBAでの書式設定とは
マクロ処理で文字列や整数、日付、時刻などセルのデータ型を設定することが誤動作を防ぎます。文字列に設定したセルに関数を入れても関数として認識してはくれません。整数を入力したいのにデータ型が日付では整数が表示されません。適切なデータ型の設定が大切です。
基本的なデータ型の設定方法
【文字列(テキスト) :"@"】
セルの内容を文字列として扱うために使用します。
Range("A1").NumberFormat = "@"
【標準:"General"】
Excelの無駄の数値フォーマットで、入力された内容に応じて自動的に最も適した形式が選ばれます。
Range("A1").NumberFormat = "General"
【日付形式:"yyyy/mm/dd"】
日付データを形式で表示することができます。
Range("A1").NumberFormat = "yyyy/mm/dd"
【その他よく使われるデータ型】
- 固定小数点: "0"- 整数を表示します。小数点以下は表示されません。
- 小数点以下の数字: "0.00"- 小数点以下2桁まで表示します。必要に応じて0で埋めます。
- 桁区切りのある数値: "#,##0"- 千の位ごとにコンマで続けます。小さい数点以下は表示されません。
- 桁スタートと小数点以下: "#,##0.00"- 千の位ごとにコンマで区切り、小数点以下2桁まで表示します。
- パーセンテージ: "0%"- 数値を100倍にしてパーセント表示します。
- 指数表記(科学的記数法) : "0.00E+00"- 数値を指数形式で表示します。