VBAで実行後に特定のシートを表示させる意味
仕事でVBAコードを実行する際、処理が完了した後に関係ないシートが表示されると不便です。そこで、処理後に特定のシートを自動的に表示させる方法をご紹介します。これにより、処理後に使用するシートが常に表示され、作業の効率が向上します。
特定のシートを表示させる方法
特定のシートを表示させるには、コードの最後に「シート名.Activate」を追加します。これにより、指定したシートが処理完了後に表示されるようになります。
以下の様に複数のシートがあるブックがあるとします。このブックに任意のVBAコードの処理をさせて最後に「Sheet4」を表示させたいとします。

以下のコードは例としてA2セルとA3セル、A4セルの値を変数に入れて掛け算の答えをA6セルに記述させています。その後「シート4」を表示させます。処理をさせた後「Sheet4」を表示させるために「end sub」の前に「sheets("Sheet4").activate」と記述しました。どこのシートから処理を始めたとしてもシート4を表示させて終了します。
Sub アクティブ()
    K = Range("A2").Value
    P = Range("A3").Value
    L = Range("A4").Value
    Range("A6") = K * P * L
    Worksheets("Sheet4").Activate
End Sub
まとめ
いかがでしょうか。初心者は押さえておきたい項目だったかと思います。たった一行追加するだけで処理後に使うシートが表示されていたらクリックする手間が省けると思いませんか。