Excel VBAのMsgBox関数を使用して、ユーザーに対して質問を行い「Yes」または「No」で回答を得ることができます。
このYes/Noメッセージボックスの基本的な使用方法と、ユーザーの応答によって処理内容の分岐方法について説明します。
MsgBox関数でYes/Noメッセージボックスの使用方法
MsgBox関数の基本構造
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response = MsgBox(Prompt[, Buttons] [, Title] [, HelpFile, Context])
- プロンプト：メッセージボックスに表示するテキスト（文字列）。
- ボタン:メッセージボックスのタイプやボタンの種類を数値で表します。
- タイトル：メッセージボックスのタイトルテキスト。
- ヘルプファイルとコンテキスト:ヘルプファイルへのパスと、そのヘルプトピックのコンテキストID。
Yes/Noメッセージボックスを作成する基本的な構文
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Dim response As VbMsgBoxResult
response = MsgBox("質問内容", vbYesNo + vbQuestion, "タイトル")
Yes/Noメッセージボックスの使用例と分割処理方法
ユーザーの選択に応じて処理を分岐させる具体的な例です。
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Dim response As VbMsgBoxResult
response = MsgBox("処理を続行しますか？", vbYesNo + vbQuestion, "確認")
If response = vbYes Then
MsgBox "「Yes」が選択されました。"
' 「Yes」が選択された場合の処理を記述
Else
MsgBox "「No」が選択されました。"
' 「No」が選択された場合の処理を記述
End If
処理コードのポイント
- メッセージボックスのタイプ: 「vbYesNo 」でYesボタンとNoボタンを作成し、「 vbQuestion」で疑問符アイコンを持つメッセージボックスを生成します。
- ユーザー選択の結果: MsgBox関数から返される値（vbYesまたはvbNo）を判断して、それぞれのボタンが押された際の処理を決定します。