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【Excel】グラフの種類を変更する方法と注意点|見やすいグラフに調整するコツ

Excelでグラフを作成したあと、
「思ったより見にくい」「別のグラフの方が良さそう」と感じた経験はありませんか。

実務では、最初から最適なグラフを選べることはほとんどありません。
データを見ながら調整し、途中でグラフの種類を変更するケースは非常によくあります。

しかし、グラフの種類を変えると

  • 数値の意味が変わってしまう
  • 見せたいポイントが伝わらなくなる
  • 二軸グラフなどが崩れる

といった問題が起きることもあります。

この記事では、
Excelでグラフの種類を変更する基本操作から、
見やすいグラフにするための考え方や注意点まで詳しく解説します。

✅ Excelグラフの種類を変更する基本操作

グラフの種類を変更する操作自体は非常に簡単ですが、
実務では「どこから変更するのか分からない」という声も多く聞きます。

特に初心者の方は、
「新しいグラフを作り直さないといけない」と思い込んでしまうことがあります。

しかしExcelでは、
既に作成したグラフの種類を数クリックで変更できます。

この操作を覚えておくと、

  • グラフの作り直しを防げる
  • プレゼン資料の修正が早くなる
  • データ分析の試行錯誤がしやすくなる

といったメリットがあります。

まずは基本の操作手順を確認していきましょう。

・操作手順:グラフの種類を変更する方法

  1. 変更したいグラフをクリックする
  2. Excel上部の「グラフデザイン」タブをクリックする
  3. 「グラフの種類の変更」をクリックする
  4. 表示された一覧から新しいグラフを選択する
  5. 「OK」をクリックする

これだけで、グラフの種類を簡単に変更できます。

例えば、

  • 棒グラフ → 折れ線グラフ
  • 折れ線グラフ → 面グラフ
  • 棒グラフ → 円グラフ

などに切り替えることが可能です。

グラフを作り直す必要はないため、
データの見え方を比較しながら調整できるのが大きなメリットです。


✅ Excelグラフの種類にはどんなものがある?

グラフの種類を変更するときは、
「どのグラフが適しているのか」を理解しておくことが重要です。

Excelには多くのグラフがありますが、
実務でよく使うのは主に次のようなものです。

グラフの意味を理解していないと、
見た目はきれいでも「意味が伝わらないグラフ」になってしまいます。

そのため、種類ごとの役割を把握しておきましょう。

・棒グラフ:数値の比較に最適

棒グラフは、最もよく使われるグラフです。

主に次のようなデータに向いています。

  • 部門別売上
  • 商品別販売数
  • 月別売上比較

棒の長さで比較できるため、
数値の違いが直感的に分かるのが特徴です。

迷ったときは、
まず棒グラフを選ぶと失敗しにくいでしょう。


・折れ線グラフ:推移や変化を表す

折れ線グラフは、
時間の流れによる変化を表すのに適しています。

例えば

  • 月次売上推移
  • アクセス数の推移
  • 在庫数の変化

などです。

棒グラフとの大きな違いは、
「流れ」を表現できることです。


・円グラフ:構成比を示す

円グラフは、
全体に対する割合を示すときに使います。

例えば

  • 売上構成比
  • シェア割合
  • 費用内訳

などです。

ただし、
項目数が多いと分かりにくくなるため、

5項目程度までにするのが一般的です。


✅ グラフの種類を変更するタイミング

グラフを変更するタイミングを理解していないと、
「なぜ見にくいのか」が分からないまま作業を続けてしまいます。

実務では、次のような状況で
グラフの種類を変更するケースが多いです。

・数値比較が分かりにくいとき

例えば折れ線グラフで比較している場合、

  • どの項目が大きいのか
  • 数値の差がどれくらいあるのか

が分かりにくいことがあります。

この場合は、
棒グラフに変更することで比較がしやすくなります。


・推移を強調したいとき

棒グラフでは、
データの流れが分かりにくいことがあります。

例えば

  • 売上の増減
  • アクセス数の変化
  • 成長率

などを表すときは、

折れ線グラフの方が分かりやすい場合があります。


・割合を見せたいとき

例えば売上データでも、

  • 商品ごとの売上額
  • 売上構成比

では、適したグラフが異なります。

割合を見せたい場合は、
円グラフに変更することで理解しやすくなります。

ここまで紹介したように、
グラフは「変更できる」ことよりも
「どのグラフを選ぶか」が重要です。

目的別に最適なグラフの選び方を知りたい方は、
次の記事も参考にしてみてください。

【Excel】どのグラフを使うべき?目的別の選び方完全ガイド


✅ グラフの種類を変更するときの注意点

グラフは、
種類を変えるだけで意味が変わってしまうことがあります。

そのため、
見た目だけで判断すると誤解を招く可能性があります。

ここでは、実務で特に重要な注意点を紹介します。

・円グラフは項目数が多いと見にくい

円グラフは便利ですが、
項目が多いと逆に分かりにくくなります。

例えば、

  • 商品が10種類
  • 部門が8つ

といったデータでは、

棒グラフの方が適している場合が多いです。


・折れ線グラフは順序が重要

折れ線グラフは、

  • 日付
  • 年度

などの順序データに向いています。

カテゴリデータを折れ線グラフにすると
意味が分かりにくくなることがあります。


・グラフの目的を意識する

グラフの目的は、
「きれいに見せること」ではありません。

重要なのは、

データを分かりやすく伝えることです。

そのため、

  • 比較なのか
  • 推移なのか
  • 構成比なのか

を考えて、グラフの種類を選ぶことが重要です。


✅ グラフ作成を効率化するExcel活用のヒント

グラフは便利ですが、
実務では毎回同じ作業を繰り返すことも多くあります。

例えば

  • 毎月の売上グラフ
  • 定期レポート
  • 会議資料

などです。

このような作業が多い場合は、
Excelの機能を工夫すると効率化できます。

例えば、

  • テンプレート化したグラフを使う
  • データ更新で自動グラフ更新

などです。

さらにExcel VBAを活用すると、

  • グラフを自動生成
  • グラフ種類を自動変更
  • レポート作成の自動化

といったことも可能になります。

データ分析やレポート作成を頻繁に行う場合は、
こうした自動化も検討すると作業効率が大きく向上します。

グラフの種類を変更できるようになると、
データの見せ方の幅が大きく広がります。

ただし本当に重要なのは、
目的に合わせてグラフを設計することです。

Excelグラフの作り方や可視化の考え方を体系的に理解したい方は、
次の記事もぜひ参考にしてみてください。

【Excel】グラフの作り方完全ガイド|伝わる可視化の設計ルール


 

✅ まとめ:Excelグラフの種類を正しく変更しよう

Excelでは、
作成済みのグラフでも簡単に種類を変更できます。

しかし、
グラフは種類によって「伝わる情報」が大きく変わるため、
目的に合わせて選ぶことが重要です。

今回のポイントを整理すると次の通りです。

  • Excelでは「グラフの種類の変更」から簡単に切り替えられる
  • 棒グラフは数値比較に向いている
  • 折れ線グラフはデータの推移を表すのに適している
  • 円グラフは構成比を示すときに使う
  • グラフは見た目ではなく「伝えたい内容」で選ぶことが重要

グラフの種類を適切に変更できるようになると、
資料やレポートの分かりやすさが大きく向上します。

ぜひ今回紹介した方法を活用して、
Excelのグラフをより効果的に使いこなしてみてください。

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