Excelで日付を入力する作業は意外と多くあります。
- 今日の日付を毎日入力している
- 報告書の日付を更新している
- 日付管理表を作成している
- 期限管理を自動化したい
このような場合に便利なのがTODAY関数です。
TODAY関数を使えば、常に最新の今日の日付を自動表示できます。手入力の手間を削減できるだけでなく、入力ミスの防止にもつながります。
この記事では、TODAY関数の基本的な使い方から実務で役立つ活用方法、注意点まで詳しく解説します。
目次
- ✅ TODAY関数とは?今日の日付を自動表示する関数
- ・TODAY関数の構文
- ・TODAY関数の表示例
- ✅ TODAY関数で日付を自動更新する方法
- ・TODAY関数を入力する手順
- ・自動更新されるタイミング
- ✅ TODAY関数の日付表示形式を変更する方法
- ・セルの書式設定を使う方法
- ・TEXT関数で表示形式を指定する方法
- ✅ TODAY関数で日数を計算する方法
- ・今日から指定日までの日数を求める
- ・指定日から今日までの日数を求める
- ✅ TODAY関数とNOW関数の違い
- ・TODAY関数
- ・NOW関数
- ・使い分けの目安
- ✅ TODAY関数の実務活用例
- ・納期管理
- ・契約更新管理
- ・勤続年数管理
- ・報告書の日付表示
- ✅ TODAY関数を使うときの注意点
- ・日付は固定されない
- ・作成日を記録したい場合は手入力を使う
- ・内部的にはシリアル値で管理されている
- ✅ Excel VBAで今日の日付を取得する方法
- ✅ まとめ:TODAY関数で日付入力を自動化しよう
✅ TODAY関数とは?今日の日付を自動表示する関数
TODAY関数は現在の日付を取得する関数です。
Excelを開いた日の日付が自動的に表示されるため、日付入力の手間を省くことができます。
一見シンプルな関数ですが、実務では日数計算や期限管理など多くの場面で活用されています。
また、毎日手動で日付を更新する必要がないため、管理表や報告書の作成効率も向上します。
TODAY関数の特徴を理解しておくことで、日付管理の自動化に役立てることができます。
・TODAY関数の構文
TODAY関数の書き方は非常にシンプルです。
=TODAY()
引数はありません。
入力するだけで現在の日付を取得できます。
・TODAY関数の表示例
例えば、
=TODAY()
を入力すると、
2026/6/15
のように今日の日付が表示されます。
✅ TODAY関数で日付を自動更新する方法
TODAY関数の最大の特徴は、自動で日付が更新されることです。
手入力の日付では翌日になっても値は変わりませんが、TODAY関数なら常に最新の日付を表示できます。
そのため、報告書や管理表など日付管理が必要なファイルで非常に便利です。
知らずに毎日入力し続けている方も多いため、この機能を活用するだけでも作業効率が大きく向上します。
・TODAY関数を入力する手順
- 日付を表示したいセルを選択
- 以下を入力
=TODAY()
- Enterキーを押す
これだけで現在の日付が表示されます。
・自動更新されるタイミング
TODAY関数は以下のタイミングで更新されます。
- ブックを開いたとき
- 再計算が実行されたとき
- 数式の更新時
翌日にファイルを開くと、自動的に新しい日付へ更新されます。
TODAY関数は日付のみを取得する関数ですが、現在時刻まで含めて管理したい場合はNOW関数が便利です。日時の自動更新や時間計算について詳しく知りたい方は、「【Excel】NOW関数の使い方|現在日時を自動表示する方法と実務活用」もあわせてご覧ください。
✅ TODAY関数の日付表示形式を変更する方法
TODAY関数で取得できるのは日付データです。
そのため、表示形式を変更することで見た目を自由に調整できます。
実務では提出書類や報告書によって表示形式が異なるため、変更方法を知っておくと便利です。
表示形式だけを変更するため、実際の日付データは変わりません。
・セルの書式設定を使う方法
- TODAY関数を入力したセルを選択
- 右クリック
- 「セルの書式設定」を選択
- 「日付」を選択
- 好みの形式を選択
表示例
2026/6/15
2026年6月15日
6/15
・TEXT関数で表示形式を指定する方法
次のように入力します。
=TEXT(TODAY(),"yyyy年m月d日")
表示形式を固定したい場合に便利です。
今回は日付表示の変更を紹介しましたが、TEXT関数を使えば日時や時間の表示形式も自由に整えられます。表示形式をさらに使いこなしたい方は、「【Excel】TEXT関数で時間表示を変更する方法|「○時間○分」表示にも対応」も参考にしてみてください。
✅ TODAY関数で日数を計算する方法
TODAY関数は日付計算との相性が非常に良い関数です。
特に期限管理や経過日数の確認でよく利用されます。
実務では納期管理や契約更新日の確認などで利用されることが多く、覚えておくと便利です。
・今日から指定日までの日数を求める
A1セルに未来の日付が入力されている場合
=A1-TODAY()
残り日数を計算できます。
・指定日から今日までの日数を求める
A1セルに過去の日付が入力されている場合
=TODAY()-A1
経過日数を確認できます。
TODAY関数は日数計算の基礎となる関数です。日数差だけでなく、月数計算や年数計算まで幅広く活用したい方は、「【Excel】日付計算の完全ガイド|日数・月数・年数の求め方まとめ」もぜひご覧ください。
✅ TODAY関数とNOW関数の違い
TODAY関数とNOW関数は非常によく似ています。
しかし取得できる情報が異なるため、用途に応じた使い分けが必要です。
違いを理解せずに利用すると、時間計算がうまくできない場合があります。
ここで整理しておきましょう。
・TODAY関数
=TODAY()
取得内容
2026/6/15
日付のみ取得
・NOW関数
=NOW()
取得内容
2026/6/15 14:30
日付と時刻を取得
・使い分けの目安
TODAY関数
- 今日の日付を表示する
- 日数計算を行う
- 期限管理を行う
NOW関数
- 現在時刻を表示する
- 作業時間を管理する
- 経過時間を計算する
✅ TODAY関数の実務活用例
TODAY関数は日付表示だけではなく、さまざまな業務で活用されています。
実際の利用シーンを知ることで、より実践的に使えるようになります。
・納期管理
納期までの残日数を自動計算できます。
=A1-TODAY()
・契約更新管理
契約終了日との差を計算して更新時期を管理できます。
・勤続年数管理
入社日との差を計算して勤続年数の確認に利用できます。
・報告書の日付表示
報告書の作成日を毎回入力する必要がなくなります。
TODAY関数は期限管理だけでなく、年齢計算にも活用できます。生年月日から現在の年齢を自動計算する方法については、「【Excel】TODAY関数で年齢を自動計算する方法【生年月日から正確算出】」で詳しく解説しています。
✅ TODAY関数を使うときの注意点
TODAY関数は便利ですが、利用時に注意すべきポイントもあります。
知らずに利用すると意図しない結果になる場合があります。
後から修正作業が発生しないように確認しておきましょう。
・日付は固定されない
TODAY関数は自動更新されます。
入力した日の情報を保存したい場合には向いていません。
・作成日を記録したい場合は手入力を使う
固定したい場合は
Ctrl + ;
を使用します。
現在の日付を固定値として入力できます。
・内部的にはシリアル値で管理されている
Excelでは日付はシリアル値として保存されています。
そのため表示形式によって見え方が変わります。
TODAY関数で取得した日付は、Excel内部ではシリアル値として管理されています。日付計算や時間計算の仕組みを正しく理解したい方は、「【Excel】シリアル値とは?時間計算でズレる原因と仕組みをやさしく解説」も参考にしてみてください。
✅ Excel VBAで今日の日付を取得する方法
Excel VBAでも現在の日付を取得できます。
大量処理や帳票作成などではVBAを利用するケースも少なくありません。
例えば処理実行日を記録したい場合は次のように記述します。
Dim CurrentDate As Date
CurrentDate = Date
現在の日付を取得できます。
実務で帳票作成や自動レポート作成を行う場合は、関数とVBAを組み合わせることでさらに効率化できます。
✅ まとめ:TODAY関数で日付入力を自動化しよう
TODAY関数は現在の日付を自動表示できる便利な関数です。
記事のポイント
- TODAY関数は今日の日付を取得できる
- 構文は「=TODAY()」
- 自動で日付が更新される
- 日数計算や期限管理に活用できる
- NOW関数は時刻も取得できる
- 表示形式は自由に変更できる
- 固定日付を残したい場合には向かない
- VBAでも日付取得が可能
TODAY関数を活用すれば、日付入力の手間を削減し、管理表や報告書の運用を効率化できます。まずは日付表示から試して、自動化の便利さを体験してみてください。