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【Excel】NOW関数の使い方|現在日時を自動表示する方法と実務活用

Excelで現在日時を表示したいとき、

  • 今日の日付を自動表示したい
  • 作業日時を記録したい
  • 更新日時を管理したい
  • 時間経過を計算したい

といった場面はよくあります。

そんなときに便利なのが「NOW関数」です。

NOW関数を使うと、現在の日付と時刻を自動で取得できます。入力の手間がなくなるだけでなく、勤怠管理や業務記録、進捗管理などさまざまな実務で活用できます。

この記事では、NOW関数の基本的な使い方から表示形式の変更方法、実務で役立つ活用例まで詳しく解説します。

✅ NOW関数とは?現在日時を取得する関数

NOW関数は現在の日付と時刻を取得する関数です。

一見するとTODAY関数と似ていますが、NOW関数は「日付」と「時刻」の両方を取得できる点が大きな特徴です。

実務では「作業開始時間の確認」「ファイル更新日時の表示」「経過時間の計算」などで利用されることが多い関数です。

また、NOW関数はブックを再計算したタイミングで自動更新されるため、リアルタイムに近い日時管理ができます。

・NOW関数の構文

NOW関数の書き方は非常にシンプルです。

=NOW()

引数はありません。

セルに入力すると現在の日時が表示されます。

・NOW関数の表示例

例えば、

=NOW()

を入力すると、

2026/6/15 14:35

のような形式で表示されます。

表示内容はパソコンの日時設定に基づいて変化します。


✅ NOW関数を使って現在日時を表示する方法

NOW関数は非常に簡単に利用できます。

しかし、表示形式によって見え方が大きく変わるため、最初に設定方法を理解しておくことが重要です。

実務では日時が見づらいまま運用してしまい、入力ミスや確認漏れの原因になることがあります。特に共有ファイルでは表示形式の統一が重要です。

ここでは基本的な設定方法を確認しておきましょう。

・NOW関数を入力する手順

  1. 日時を表示したいセルを選択
  2. 以下を入力
=NOW()
  1. Enterキーを押す

現在の日時が表示されます。

・更新タイミングを確認する

NOW関数は以下のタイミングで更新されます。

  • ファイルを開いたとき
  • 数式を再計算したとき
  • データ入力を行ったとき

そのため、入力した瞬間の日時を固定する関数ではありません。

常に最新日時を表示する関数として利用します。


✅ NOW関数の日付だけ表示する方法

NOW関数は日時を取得しますが、日付だけ表示したい場合もあります。

そのまま利用すると時刻まで表示されるため、見づらく感じることがあります。

実務では報告書や管理表で日付だけ表示したいケースも多いため、表示形式を変更する方法を覚えておくと便利です。

・表示形式を変更する手順

  1. NOW関数を入力したセルを選択
  2. 右クリック
  3. 「セルの書式設定」を選択
  4. 「日付」を選択
  5. 好きな表示形式を選ぶ

これで日付のみ表示できます。

例:

2026/6/15

・INT関数を組み合わせる方法

数式で日付部分だけ取得したい場合は、

=INT(NOW())

を使用します。

時刻部分を除いた日付シリアル値だけ取得できます。

NOW関数から日付部分だけを取得する際はINT関数を利用します。INT関数の仕組みや切り捨て処理の考え方について詳しく知りたい方は、関連記事の「【Excel】割り算を切り捨てる方法|INT関数・ROUNDDOWN関数の使い方と実務応用」も参考にしてみてください。


✅ NOW関数で時刻だけ表示する方法

現在時刻のみ表示したい場合もあります。

例えば、

  • 作業開始時間
  • 会議開始時間
  • 更新時刻

などを確認したいケースです。

日時のまま表示すると見づらいため、時刻だけ表示すると管理しやすくなります。

・セルの書式設定を変更する

表示形式を時刻に変更します。

例:

14:35
14:35:22

・MOD関数を使う方法

時刻部分だけ取得したい場合は次のようにします。

=MOD(NOW(),1)

時刻部分のみ取得できます。

時刻だけを取得する際に使用したMOD関数は、あまりを求めるだけでなく時間計算や繰り返し処理でも活躍します。MOD関数の活用方法を詳しく知りたい方は、「【Excel】割り算のあまりを求める方法|MOD関数で数字を自在にコントロールしよう」もあわせてご覧ください。


✅ NOW関数とTODAY関数の違い

NOW関数とTODAY関数は混同されやすい関数です。

違いを理解しておかないと、時刻が必要な場面でTODAY関数を使ってしまうことがあります。

実務では経過時間の計算などで大きな差になるため、使い分けを覚えておきましょう。

・NOW関数

=NOW()

取得内容

2026/6/15 14:35

日付+時刻

・TODAY関数

=TODAY()

取得内容

2026/6/15

日付のみ

・使い分けの目安

NOW関数

  • 現在時刻を利用する
  • 経過時間を計算する
  • 更新日時を表示する

TODAY関数

  • 今日の日付だけ必要
  • 日数計算を行う
  • 期限管理を行う

TODAY関数やNOW関数は日付計算の基礎となる関数です。日数差や月数計算、年齢計算など日付処理全般を学びたい方は、「【Excel】日付計算の完全ガイド|日数・月数・年数の求め方まとめ」もおすすめです。


 

✅ NOW関数の実務活用例

NOW関数は単なる日時表示だけではありません。

実務では進捗管理や勤怠管理などにも活用されています。

活用方法を知っておくことで、より便利な管理表を作成できます。

・更新日時を表示する

管理表の上部に

=NOW()

を配置します。

ファイルを開いたタイミングの日時が確認できます。

・締切までの残り時間を計算する

締切日時がA1セルにある場合

=A1-NOW()

で残り時間を計算できます。

・経過時間を確認する

開始時刻がA1セルの場合

=NOW()-A1

現在までの経過時間を計算できます。

・作業状況の監視

業務システムの更新時刻やログ管理にも利用できます。

リアルタイム管理が必要な場面で便利です。

NOW関数は作業開始時刻や終了時刻の記録にも活用できます。実際に作業時間や工数を集計する方法については、「【Excel】作業時間を集計する方法|工数管理表を効率化する実務テクニック」で詳しく解説しています。


✅ NOW関数を使うときの注意点

NOW関数は便利ですが、使い方を誤ると意図しない結果になることがあります。

特に日時を固定したい場合は注意が必要です。

後から「時間が変わってしまった」と困らないためにも事前に確認しておきましょう。

・日時は自動更新される

NOW関数は固定値ではありません。

再計算されるたびに最新日時へ変わります。

・入力日時の記録には向かない

作業記録として固定したい場合は、

Ctrl + ;

(日付)

Ctrl + Shift + ;

(時刻)

を使用します。

・大量使用すると処理が重くなる場合がある

NOW関数は再計算対象です。

大規模ファイルで大量に使用すると処理速度へ影響する場合があります。

NOW関数で取得した日時は内部的にはシリアル値として管理されています。時間計算で思わぬズレが発生する原因を理解したい方は、「【Excel】シリアル値とは?時間計算でズレる原因と仕組みをやさしく解説」もあわせて確認してみてください。


✅ Excel VBAで現在日時を扱う方法

Excel VBAでも現在日時を取得できます。

大量データの処理やログ管理を行う場合は、関数よりVBAの方が便利なケースもあります。

例えば実務では、

  • 処理開始時刻の記録
  • 実行ログの保存
  • 自動バックアップ日時の記録

などで利用されています。

VBAでは次のように記述します。

Dim CurrentDateTime As Date

CurrentDateTime = Now

関数と同じように現在日時を取得できます。

大量処理や自動化を行う場合は、Excel関数だけでなくVBAも活用すると管理がしやすくなります。


✅ まとめ:NOW関数で現在日時を自動表示しよう

NOW関数は現在の日付と時刻を取得できる便利な関数です。

この記事のポイント

  • NOW関数は現在日時を取得できる
  • 構文は「=NOW()」
  • 日付だけ表示することも可能
  • 時刻だけ表示することも可能
  • TODAY関数とは取得内容が異なる
  • 経過時間や締切管理に活用できる
  • 自動更新されるため固定日時には向かない
  • VBAでもNowを使って日時取得できる

NOW関数を活用すれば、日時入力の手間を減らし、管理表や進捗表の精度を高められます。まずは現在日時の表示から試して、日々の業務効率化に役立ててみてください。

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