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Excel VBA:日付を含むファイル名で自動保存する方法

Excel VBA で自動保存を利用すると、特定の時点でのデータを簡単に取得できます。Excel VBAを使って、ファイル名に日付を自動で追加する方法を解説します。

日時をファイル名に追加する目的

日付を含むファイル名は、データのバックアップや変更の追跡に非常に便利です。たとえば、「Backup_2023-10-26_15-30-45.xlsx」のような形式のファイル名を使用すると、いつのバージョンか一目わかります。

Excel VBAでの実装方法

【日時を含むファイル名でExcelワークブックを保存するVBAコード】

  • 現在の日付を取得:VBAのNow()関数を使用します。
  • 日付の形式を整形:Format関数を使用して、ファイル名として適切な形式に変換します。
  • ファイルを保存:SaveAsメソッドを使用してワークブックを保存します。

Sub SaveWithCurrentDateTime()

Dim CurrentDateTime As String
Dim Path As String
Dim FileName As String

CurrentDateTime = Format(Now(), "yyyy-mm-dd_hh-mm-ss")
Path = "C:\YourDirectory\"
FileName = "Backup_" & CurrentDateTime & ".xlsx"

ThisWorkbook.SaveAs Path & FileName

End Sub

【ポイント解説】

  • 変数CurrentDateTime:処理日時を格納しています。
  • 変数Path :格納先のフォルダを指定します。
  • 変数FileName:ファイル名を指定します。
  • .SaveAs:SaveAsメソッドで保存します。

まとめ

Excel VBAを使用して日付をファイル名に自動的に追加する方法は、データ管理と追跡を簡単に行います。この基本的なコードを応用して、独自の命名規則や保存のルーチンを開発することができます。

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